ペット(犬・猫)のマイクロチップ装着義務化はコレを読めばわかる!

2022.04.05

コラム

令和4年6月1日から、ペットショップやブリーダーが販売する犬・猫については、マイクロチップ装着の義務化が始まります。

今回のコラムでは、義務化の内容をはじめマイクロチッブ装着やメリットなど、義務化にあたり知っておきたい情報をご紹介いたします。

犬や猫に装着するマイクロチップとは? 装着にかかる費用は?

■マイクロチップって一体どんなもの? 

 

動物の個体識別を目的として動物に装着する電子標識器具です。

マイクロチップ自体は、直径約1~2mm、長さ約8〜12㎜の、表面が生体適合ガラスやポリマーからできた円筒形をしています。

各チップに15桁の固有の番号が書き込まれたICとコンデンサ、アンテナの役割を果たす電磁コイルが含まれており、これを犬や猫の皮下に埋め込みます。

 

専用のリーダーをマイクロチップに近づけることで、リーダーが発する電波にマイクロチップが反応し、リーダーに番号を送り返す仕組みです。

 

 

■マイクロチップを装着するには?

マイクロチップの装着は、動物病院で獣医師による装着が必要です。

装着する場所は、世界小動物獣医師会が提唱している背側頚部(背側正中線の肩甲骨間より頭部側)と呼ばれる正中線よりやや左側(首の後ろ)の皮下が多いでしょう。

 

チップに電池は必要なく、耐久年数は約30年と言われていますので一度装着すれば途中でチップを交換する必要はありません。

 

 

■マイクロチップの装着/登録費用

 

<装着費用>

既にペットを飼育している場合の飼育者については「マイクロチップの装着に努める」となり、“努力義務”ではありますが、もしご自身で装着をする場合は以下の費用を参考になさってください。

 

・数千円〜10,000円程度 ※動物病院により費用は異なります

 

<登録費用>

装着が完了すると、マイクロチップ情報を所定のデータベースに登録する必要があり、主に【AIPO(動物ID普及推進会議)】にて登録・管理されます。

※個人の飼い主が犬や猫をペットショップなどで購入し所有者情報を登録する際の手数料も同額

 

・申込書での手続きの場合 …1,050円

マイクロチップ装着の義務化について ~登録方法~

~マイクロチップの装着義務化はいつから?~

今回のマイクロチップ装着の義務化は、動物愛護と動物の適正な管理の観点から法改正に盛り込まれることになりました。

2019年6月に改正動物愛護法が成立し、2022年6月より、犬・猫を販売する業者(ペットショップやブリーダーなど)を対象にマイクロチップの装着が義務付けられることになりました。

※一般の飼育者(飼い主)に対しては“努力義務”となります

 

販売業者は、犬・猫を取得した日(生後90日以内の子犬や子猫の場合は、生後90日を経過した日)から30日を経過する日までに、環境省で定める基準に適合したマイクロチップを装着しなければなりません。

また、装着と合わせて飼育者情報の登録が必要となります。

※すでに登録されている犬・猫を譲り受けた場合は、情報の変更届出が義務化されました

 

~登録方法~

データの登録は主に「AIPO(動物ID 普及推進会議)」(※1)で行います。

 

※1  (公財)日本動物愛護協会、(公社)日本動物福祉協会、(公社)日本愛玩動物協会からなる全国動物愛護推進協議会と(公社)日本獣医師会により構成される組織で、マイクロチップによる動物個体識別の推進とデータ管理を行っています

 

AIPOへの登録は、

①登録申込用紙の記入

マイクロチップを装着した際に動物病院で獣医師が必要事項(犬の名前、生年月日、性別、獣医師名など)を記入した登録用紙に、飼育者の情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど)を記入します。

 

②登録料振り込み

登録料(1,050円)を郵便局から振り込みます。

※マイクロチップ代として動物病院などに支払う場合もあります

 

③登録申込書の送付

用紙に郵便局の受領書を貼り、専用封筒で登録申込書を送付します。

 

申し込み後、不備がなければおおよそ〜3週間で登録が完了します。

マイクロチップ装着のメリットと今後

■メリット

 

マイクロチップを装着することによって、迷子や地震などの大災害などで飼い主と離れてしまったペットの身元確認が容易になり、飼い主の元に無事に戻れる可能性が高まります。

 

犬の場合は鑑札制度があるため、犬が見つかった際に首輪に鑑札がついていれば特定ができますが、首輪が外れてしまったり、破損しているケースも少なくありません。

 

その点マイクロチップは、埋め込まれたチップのデータを読み込むことで所有者をより確実にスムーズに確認できるようになります。

 

さらなるメリットとして、マイクロチップ装着の義務化は、飼い主不明の犬の身元がわかることで、犬や猫の飼育放棄や不法に遺棄されることの抑止につながります。

また、年間かなりの数に及ぶ殺処分を減らす目的もあります。

 

 

■マイクロチップの未来に期待されるもの

 

現在のマイクロチップの役割は、ペットの身分証明書として飼い主情報と紐づけるためのものですが、今後は「過去の病歴や治療歴」「ワクチン接種歴」などの情報も管理できるようなデータの管理状況が整えば、飼い主さんにとっては大事なペットの健康管理に役立ち、獣医師にとってもペットの健康に何かあった際の診断や治療に役立てることができると期待される声もあります。

当社製品【WATRONチップ】のご紹介

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株式会社コスミックエムイーでは、標識用器具【WATRONチップ】を台湾から輸入し、日本国内での製造販売元となっております。

 

こちらの標識用器具に充填されているマイクロチップは、直径1.4㎜、長さ10㎜のモデルと直径2.1×長さ12mm、2種類を展開。

 

誤ってプランジャーが押され誤挿入されることを防止するためのピンがあり、装着処置を行う獣医師の安心と対象動物の安全を考慮した設計となっています。

 

現在、2022年6月からのマイクロチップの装着が義務化されたことに合わせ、本製品に関するお問い合わせを多くいただいておりますが、弊社のWATRONチップは他社製品に比べ比較的安価に価格設定をしております。

 

義務化により恒常的に使用していくことになる製品ですので、価格面における「導入しやすさ」といった点においても本製品のメリットを感じていただけると思います。

 

製品や販売に関するご質問がございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

大切な家族の一員であるペットを守るため、法改正によりマイクロチップの装着が義務化されます。

6月以降、獣医師による処置が増えることが予想されマイクロチップの入手も必要不可欠となってきますので、販売・導入についてご不安やご質問は、ぜひお早めに株式会社コスミックエムイーまで。

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